カムイミンタラ 1

「どうして山に登るのですか・・・」


この季節になると、中高年の登山家グループが遭難し行方不明、岩場から滑落し死亡といったニュースをよく耳にします。私も３年前までぐらいは、何でわざわざつらい思いをして命の危険を伴う登山をするのか、まったくもって理解できませんでした。


「さぁ、いよいよ念願の大雪山攻略だ！」

（全クリするまでおそらく５年はかかる長編連載です、途中不適切な発言やふざけた表現、正確ではない情報等多々あると思いますが、そこはどうぞご勘弁下さい）



朝６時、層雲峡温泉の黒岳ロープウェイ乗り場にいた。天気は快晴！テンションがなまら上がる。これから目指す『黒岳』は標高1.984ｍで大雪山系にアクセスする北に位置する登山口。（大雪山はひとつの山ではないことから、大雪山系○○と言われる）小さい頃から、なんでか山は神様だと教わってきた。大雪山を守る北の門番の神様の山といったところか。（聖闘士星矢でいうとこの、牡羊座のムウみたいな・・わけわからんですね）

1.984ｍかぁ、今までの最高が※羅臼岳の1.660ｍだから300ｍほど高い。多分無理じゃね俺？前回のひざ痛もあるし・・（※ひざ痛で９合目でリタイア、羅臼岳登頂に成功していない）



ロープウェイで５合目まで楽ちん移動（正直ぽか～んです）

続いて７号目まで大雪山リフトでGO！！15分ほど時間があるため朝食を取ります。リフトのついている位置が低いのは多分夏だから。リフトで人とすれ違うとなぜか恥ずかしいのは俺だけ？



いいんですかね？あっちゅーまに７号目に到着、まさにいたれりつくせり。なんだか山の神様に申し訳ない気がします・・・映像中央の切り立った山が『黒岳』です。



７合目登山小屋で登山者リストに記入さあ、いよいよ登山開始です。